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報告書

大型構造機器実証試験ループ(HENDEL)の設備概要と運転実績

大内 義弘; 藤崎 勝夫; 小林 敏明; 加藤 道雄; 太田 幸丸; 渡辺 周二; 小林 秀樹*; 茂木 春義

JAERI-Tech 96-030, 244 Pages, 1996/07

JAERI-Tech-96-030.pdf:7.65MB

大型構造機器実証試験ループ(HENDEL)は、HTTRの炉内構造物及び高温機器に関する性能及び信頼性を実証するための大型試験装置である。主要設備は、M+Aループ(高温ヘリウムガス供給系)、T$$_{1}$$試験部及びT$$_{2}$$試験部であり、1995年2月までの通算運転時間は、M+Aループで22900時間、T$$_{1}$$試験部で19400時間、T$$_{2}$$試験部で16700時間である。実証試験は当初の目的を果し、HTTRの設計、安全審査及び建設に活用された。また、10年以上の運転経験により、大型ガスループの運転技術、ヘリウムガスの取扱技術及び高温機器の保守技術を確立した。本報告書は、HENDELの設備の概要、1982年3月から1995年2月までの運転実績及び保守管理の内容についてまとめたものである。

報告書

大型構造機器実証試験ループ(HENDEL)の試験部による高温ガス炉用燃料体・炉内構造物の実証試験

宮本 喜晟; 日野 竜太郎; 稲垣 嘉之; 高瀬 和之; 井岡 郁夫; 高田 昌二; 鈴木 邦彦; 國富 一彦; 丸山 創; 近藤 康雄

JAERI 1333, 196 Pages, 1995/03

JAERI-1333.pdf:8.65MB

HENDELは、現在建設中のHTTRの燃料体、炉床部等の実規模モデルによる実証試験を高温高圧のヘリウムガス条件下で行うために建設された大型研究施設である。HENDELのT$$_{1}$$試験部では、燃料棒及び燃料体の伝熱流動特性を明らかにして炉心熱設計式を取得するとともに、流路閉塞事故時等における燃料体の安全性データを蓄積し、実機雰囲気を模擬した条件下で制御棒駆動装置の作動信頼性の確認などを行った。T$$_{2}$$試験部では、固定反射体間の冷却材漏えい試験、炉床部の伝熱特性試験、冷却材の混合特性試験、炉床部の熱過渡挙動試験、高温二重配管の断熱特性試験などにより、炉内構造物の特性・性能データを取得・蓄積し、同構造物の構造健全性を確証した。これらの実証試験の成果は、HTTRの詳細設計、安全審査及び設工認に活用され、初期の目的を十分達成することができた。本報告書は、今まで得られた成果を取りまとめたものである。

報告書

高温配管の減圧試験

谷平 正典*; 國富 一彦; 稲垣 嘉之; 佐藤 隆*; 宮本 喜晟

JAERI-M 89-051, 60 Pages, 1989/05

JAERI-M-89-051.pdf:1.63MB

急速減圧時における高温配管の特性並びに高温配管内部構造物の健全性を把握するために、高温工学試験研究炉(HTTR)で使用される高温配管とほぼ同一の寸法及び同一の内部構造物を有する高温配管を使用して、減圧試験を行った。試験パラメータは、常温の窒素ガス及びヘリウムガスによる減圧速度(0.14~3.08MPa/s)、スライドジョイント部開口面積(11.9~2036mm$$^{2}$$)、高圧容器内初期圧力(1.0~4.0MPa)である。その結果、ライナー管及び仕切板に発生する最大差圧は、各々2.69MPa、0.45MPaであった。全試験終了後、試験体として使用した高温配管を切断・分解し、内部断熱構造物である仕切板・断熱材・ライナー管及び耐圧管を検査したところ、損傷及び異常は見られなかった。

論文

Tensile and impact properties changes of hastelloy X after exposure in high-temperature helium environment

近藤 康雄; 深谷 清; 國富 一彦; 宮本 喜晟

Metall. Trans., A, 19 A(5), p.1269 - 1275, 1988/00

ヘンデル高温配管に用いたハステロイXの供用後の機械的性質の変化を調べた。

論文

高温ガス炉(VHTR)に関する伝熱の問題

菱田 誠; 秋野 詔夫; 小川 益郎; 功刀 資彰; 河村 洋; 佐野川 好母; 岡本 芳三

機械の研究, 39(1), p.154 - 160, 1987/01

日本原子力研究所では高温ガス炉(VHTR)の開発を行ってきた。VHTRは冷却材の出口温度が950$$^{circ}$$Cと高温であり、その構成要素となる高温機器の開発に当たっては伝熱の関係する問題も多い。図1に炉の設計例を示すが、開発すべき高温機器の例としては、燃料体、炉床部構造物、高温配管等が挙げられる。本報ではこれらの高温機器に関して行ってきた研究発表の内、以下の項目について得られた成果について報告する。(1)燃料体に関する伝熱と流れ。1)円管内ガス流を強加熱した場合の層流化。2)環状流路の熱伝達と圧力損失。3)燃料体の伝熱流動特性。(2)高温配管の断熱特性。(3)高温プレナムブロックにおける冷却材の混合。

報告書

水平環状多層断熱層の熱伝達特性(第1報、数値計算コード)

日野 竜太郎; 下村 寛昭

JAERI-M 85-046, 73 Pages, 1985/04

JAERI-M-85-046.pdf:1.63MB

多目的高温ガス炉の高温配管において、水平環状断熱層に局所的な間隙あるいは充てん密度の変化などが存在するとき、断熱層を透過する自然対流による熱伝達特性を解析する数値計算コードを開発した。本コードでは、上記の局所的状態を多層モデルを用いて近似した。本報では、解析モデルと数値計算手法及びプログラム構成について述べ、計算結果の一例を紹介する。

報告書

The Computer Programs for Analysing Two-Dimensional Permeation Flow within Horizontal Thermal Insulation

近藤 康雄; 田所 啓弘; 菱田 誠; 岡本 政治; 田中 利幸; 佐野川 好母

JAERI-M 84-179, 54 Pages, 1984/10

JAERI-M-84-179.pdf:1.03MB

多目的高温ガス炉に用いられる高温配管において、内部断熱層内の仕切板が破損したときに生じる透過流れを解析する計算機プログラムを開発した。本プログラムは、仕切板で区切られた一層の断熱層を一相系二次元モデルで取扱った。断熱層内の流体運動はDarcy則を適用し、断熱層内の流体の温度は局所的に断熱層の温度に等しいと仮定した。運動方程式及びエネルギー方程式の数値解に当たっては加速リープマン法を適用し、解の発散を避けるために中央差分を用いた。断熱層内の対流が定常状態、又は強制対流の大きさが自然対流に比べてかなり大きい擬定常状態においては解は速やかに収束した。入力データ、出力データ及びそのフォーマット及びプログラムの各要素とそれぞれの機能を付録に説明した。

論文

大型構造機器実証試験装置(HENDEL)の概要と建設

下村 寛昭; 田中 利幸; 高瀬 和之; 國富 一彦; 丸山 創; 稲垣 嘉之; 井沢 直樹; 飯野 徳栄*

日本原子力学会誌, 26(3), p.239 - 248, 1984/00

 被引用回数:4 パーセンタイル:45.52(Nuclear Science & Technology)

実験炉の高温構造物等を大規模モデルにより、実証試験できる試験装置として、大型構造機器実証試験装置(HENDEL)が建設された。ループ本体部であるM+Aループは、試験部に最高1000$$^{circ}$$C、4MPaのヘリウムガスを供給する装置であり、昭和57年2月下旬から、温度1000$$^{circ}$$Cで180時間運転するなど、述べ600時間の総合機能試験を終え、3月下旬完成した。以後、試験運転を行い、主要構成機器及びループ全体性能の特性試験を実施している。本報告書は、HENDEL計画の概要及びM+Aループの建設経過、特に直面した技術的課題について述べたものであり、別途報告する特性試験報告の序論となるものである。

報告書

大型構造機器試験装置(HENDEL)による高温配管の断熱性能試験

菱田 誠; 國富 一彦; 井岡 郁夫; 梅西 浩二*; 近藤 康雄; 田中 利幸; 下村 寛昭

JAERI-M 83-180, 61 Pages, 1983/10

JAERI-M-83-180.pdf:1.76MB

多目的高温ガス実験炉の一次系及び二次系の高温配管には内部断熱高温配管が使用されることになっている。従来の工業設備ではこのような形式の高温配管が使用された例はない。また、これまで実規模の内部断熱高温配管について断熱性能を調べた例は極めて少ない。そこで、HENDELを用いて、その装置の一部として設置されている高温配管について断熱性能の試験を行った。本試験では、耐圧管及び断熱層内の温度分布、耐圧管表面の熱流束分布の測定を行い、耐圧管の温度及び熱流束はほぼ均一な分布であることを確認し、これらの測定結果から有効熱伝導率の実験式を求めた。また、耐圧管の温度の実測値と伝熱計算コードTRUMで計算した値を比較したところ良い一致が得られた。更に、実験炉の内管の温度を計算で求め、高温点は生じないことを確認した。

報告書

高温配管(単管)システムの検討,A

安野 武彦; 武藤 康; 田所 啓弘; 江崎 正弘; 鈴木 勝男

JAERI-M 8881, 73 Pages, 1980/06

JAERI-M-8881.pdf:1.8MB

単管構造の高温ガス実験炉1次冷却系高温配管について、構造設計およびレイアウト計画を行ない、これに基づきシステム上の問題について検討を加えた。圧力管の外径は660.4mmとし、内部断熱構造としてはライナ側に積層金属断熱層、圧力管側に繊維状断熱層を設ける方式を採用した。本方式の断熱構造は、断熱構造に欠陥の生ずる可能性が少なく、また減圧事故時のライナの座屈強度の点からも、優れた構造であることが判明した。原子炉容器と配管の接続部の構造は、単管方式で、従来どおり下鏡に取り付けるのが良いと考えられる。配管破断事故時の炉心安全性について、2重管との比較の観点から検討を行なったが、差異は認められなかった。

論文

高温断熱層に関する研究,1; 等温壁水平円環内の自由対流

越後 亮三*; 長谷川 修*; 鳥取 章二*; 岡本 芳三; 下村 寛昭

日本機械学会論文集,B, 45(389), p.91 - 98, 1979/00

環状水平軸多孔質層内の自然対流の基礎方程式において、運動方程式に多孔質層と流体の平均的抵抗力を示すDarcy力を示す項および壁面と流体の粘性抵抗を示す項によって示されるとするchanらの考え方を採り入れ、エネルギ方程式に放射熱伝達を示す項を採り入れた。(伝導放射化無次元パラメータの導入) 上記基礎式数値解析結果より、断熱層内の平均温度は放射伝熱を考慮しない場合に比較して、低下する。換言すれば、放射伝熱を考慮した場合、断熱層内の温度勾配は急になる。従って、放射伝熱を考慮した場合の実効熱伝導率は伝射を無視した場合に比較して増加する。しかしながら、断熱層構成材料(断熱材せんい等)の放射率等の放射伝熱特性を定量的に評価することは現段階では種々の困難を伴う。

論文

高圧気体の介在する水平環状断熱層の伝熱特性,1; 内外面一定温度に対する解析

下村 寛昭; 岡本 芳三

日本原子力学会誌, 20(8), p.583 - 590, 1978/08

 被引用回数:2

水平管内に設けた断熱層内の自然対流解析結果から、伝熱特性の支配パラメータがレーリイ数Ra、ダーシイ数Daおよび無次元半径Ro(=ro/ri)であることを示し、数値解析結果より、無次元平均実効熱伝導率($$lambda$$e/$$lambda$$)mは次式で近似し得ることを明らかにした。($$lambda$$e/$$lambda$$)m=0.236(Ro-1)(RaDa)$$^{1}$$$$^{/}$$$$^{2}$$ ただし、RaDa≦1$$times$$10$$^{4}$$、1.25≦Ro≦3.0、($$lambda$$e/$$lambda$$)m≧1.0である。以上の結果は従来の経験則となり、断熱層の実効熱伝導率はその素材である[断熱材]に固有の値ではなく、寸法、形状、温度条件、透過率および介在流体の物性値等によって定まる値であることを示している。

口頭

耐熱FBGセンサによるナトリウム工学研究施設の配管熱変形測定

西村 昭彦; 竹仲 佑介*; 鳥本 和弘; 上田 雅司

no journal, , 

敦賀市白木に開設したナトリウム工学施設のナトリウム循環配管の熱歪測定を実施した。測定にはレーザ加工により作製した耐熱光ファイバ回折格子によるセンサ(FBG)を使用した。光ファイバにFBGを加工した後、外装の保護皮膜を除去した後、金属接着剤でナトリウム工学研究施設のステンレス配管に実装した。保護皮膜を除去した光ファイバは断線しやすいため、金属の細管を圧着させ保護とした。ナトリウムが循環するステンレス配管表面は、ヤスリ研磨により凹凸を設け脱脂洗浄の後、金メッキ処理を施した。今回、ピコ秒パルスレーザ加工によりFBGセンサの性能向上に成功した。ナトリウム工学研究施設のエルボ配管に実装したFBGセンサを用いて、施設の試運転に伴い熱変形する配管の歪測定に成功した。施設の緊急停止時において550$$^{circ}$$Cの高温から室温に冷却する際の熱収縮について報告する。

口頭

耐熱FBGセンサによるNa循環ループ建設溶接ひずみの緩和現象の発見; 日本初カルノーバッテリーシステムへの適用について

西村 昭彦

no journal, , 

東日本大震災を経た現在、日本再興戦略の政府方針の下で、IoTを最大限活用する施策が進められている。建築土木の分野では、構造体の健全性モニタリングとして、高速多点計測が可能なFiber Bragg Grating (FBG)センシングの導入が進められている。講演者が開発した耐熱FBGセンサの普及が進めば、再稼働が進む原子力発電所や高経年化が懸念される石油化学プラントなど、高温かつ高圧の流体を輸送する施設の配管やタンクの溶接部の健全性の監視に役立つ。講演では、点描法を用いたパルスレーザ加工による耐熱FBGセンサの開発と高温Na配管への実装について経緯を振り返る。また、日本で初めて導入されるカルノーバッテリーシステム(溶融塩蓄熱発電)についての適用について発表する。

口頭

耐熱・耐放射線FBGセンサの開発と廃止措置への適用

西村 昭彦; 井出 次男*; 石原 信之*; 高崎 浩司

no journal, , 

ピコ秒パルスレーザー精密加工により作製されたFBGセンサの産業展開を報告する。福島第一原子力発電所の廃炉作業においては、核燃料デブリの保持力を適切に保つためのフィードバック機構を備えたロボットアームの適用が想定されている。この目的のために、耐放射線性光ファイバーへのFBG加工を実施した。また、開発の準備として、高温配管の拘束応力測定を実施した。さらに、ロボットアームの把持機構をFBGセンサ遠隔計測用のシミュレータとして製作した。

口頭

レーザ精密加工による耐熱歪センサの製作と活用分野の紹介

西村 昭彦; 石原 信之*

no journal, , 

本フォーラムにおいて、紹介する技術は、レーザ精密加工技術を光ファイバのコアに施すことで、コア内部に回折格子を描画する技術(FBGセンサ)である。原子力機構では、製作したFBGセンサを高速炉の流動状態を模擬するためのナトリウム循環ループ施設に実装し、配管の熱膨張計測を行うことに成功した。現在、FBGセンサの製作技術の企業移転を進め、さらに表面の面処理とナノコロイド接着技術を組み合わせることで、様々な応用分野への活用を推進している。高温で放射線下の大型施設や装置の保守保全において、熱膨張歪の監視はまさに「転ばぬ先の杖」として、リスク管理上極めて重要である。とりわけ、施設の建設時に要所にFBGセンサをはじめとする各種のインテリジェントセンサを組み込んでおくことは、流動による加速腐食による配管減肉の兆候の検知が可能である。なぜならば、減肉により強度低下が進む配管は自重による微小変形が起きるからである。また、地震による過大な外力の印加など、配管溶接部に生じる亀裂による変形を探知することにより、実際の漏洩を未然に予見できる。以上、廃止措置分野や原子力分野を中心に代表的な応用の可能性について報告する。

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